問い合わせフォーム営業のメリットとは?返信率はどのくらい?
公開日:2023/04/03 最終更新日:2023/03/28
この記事を読んでいる営業担当のなかで、問い合わせ営業代行に興味を持っている方はいませんか?この記事では、初めての方向けに、問い合わせフォーム営業とは何をするのか、そしてメリットや返信率はどのくらいかなどを含めて紹介します。このフォームを活用できれば、より効率的な営業が実現できます。ぜひ、参考にしてください。
フォーム営業とは?流れとメリットを解説
フォーム営業とは、企業のホームページにある問い合わせフォームを使用してセールスレターを送り、営業アプローチを行う営業方法です。フォーム営業で使用する窓口は総合窓口のほかにも、サービス利用者向けのカスタマーサポートや個人向けの問い合わせ窓口・注文窓口などの種類があります。
問い合わせフォームは企業にとってはユーザーとの大切な接点です。そのため、開封し内容を確認される可能性が高くなります。
フォーム営業の流れ
窓口にメッセージを受け取った企業は、内容に応じて担当者や担当部署にメッセージを振りわけます。担当者が内容を確認し、必要であれば問い合わせ元に連絡をするという仕組みがほとんどです。こうすることで、見込み顧客へのアプローチを行っています。
フォーム営業のメリット
フォーム営業を行うメリットは、3点あります。一つ目は、高い開封率・返信率です。問い合わせフォームは企業にとっては重要な顧客や取引先との窓口であるため、メッセージが開封される可能性が高くなります。
また、メールやDMは開封されずに削除されるケースが多いため、問い合わせフォームを使用する営業手法がよいとされています。
二つ目のメリットは、ターゲットの狙い撃ちが可能であることです。提供したいサービスや商品に合っている顧客に絞れるため、新規開拓したい企業に効率よく営業できます。質の高い見込み顧客を獲得できることにつながります。
また、フォーム営業の内容に反応があった見込み顧客は、ニーズも顕在化しており購買につながりやすい傾向があります。商談から成約まで、スムーズにつなげることが可能ともいえます。
三つ目のメリットは、人材不足の解消です。アタックリスト作成の手間が省けたり、営業担当者の負担が減ったりなど、限られた人員で営業が行えます。営業人材が不足しているベンチャー企業や、中小企業の新規顧客獲得の方法として有効です。
また、フォーム営業はより短い時間で対応が可能となります。フォーム内容を送る文章のフォーマット化をしておけば、1件にかかる時間は非常に短くなります。そうすると、1日あたりのアプローチ数も増やせます。
返信率はどのくらい?
メリットの多いフォーム営業ですが、実際の返信率はどのくらいでしょうか?フォーム営業の返信率は平均的に3%程度とされています。質の高いメッセージ内容であれば、返信される確率が高くなります。
ちなみに、テレアポの場合は0.5~3%、メール営業の場合は0.5%、郵送によるDMの場合は0.3~0.8%となります。フォーム営業の3%は高いほうであり、100件送って1通リアクションがあればよい結果といえます。
関係のない、的外れな企業にメッセージを送ってしまったり、質の低いメッセージであったりなど、フォーム営業のコツがわかっていないと、返信率が下がってしまうため注意しましょう。
返信率を上げる方法
フォーム営業の返信率を上げる方法として、次の4点を押さえておくとよいでしょう。順番に解説します。
一番リアクションが多い送信日時に送る
まずは、リアクションしやすい曜日や時間帯にメッセージを送ることです。開封率やクリック率が上がるのは、週始まりの始業前と週末の就業際といわれています。
テンプレ構文はご法度
問い合わせフォームからメッセージを送る場合に、テンプレ構文で送らないように気を付けましょう。明らかなテンプレートとわかる文章だと、相手によい印象を持ってもらえません。1件ずつ、ていねいな提案文を作成したほうが反響率も上がります。
営業代行に任せる
問い合わせフォームの営業代行を行っている会社に依頼することで、反響率が高まります。代行会社は精度のよい営業リストを持っていることから、最適な企業をピックアップし、企業にメールを送信してくれます。営業代行の経験を生かして、反応してもらいやすいメール文面の作成に期待できます。
ひたすら送信数を上げるしかない
最後は、ひたすら送信数を上げることです。問い合わせフォームに送信した分が多ければ多いほど、開封率や返信率に期待できます。
まとめ
フォーム営業の流れやメリットを紹介しました。フォーム営業の返信率は3%程度と、他の営業方法よりも高くなっており、コツを掴めば返信率も上がります。
また、返信率を上げるためには、リアクションの多い日時や時間帯に送信したり、ひたすら送信数をあげたりする必要もあります。テンプレート構文で送るよりも、1件ずつていねいに文章を作成すると、よい印象を持ってもらえ、反響にも期待できます。